【ヘイトスピーチ監視撮影の呼び掛け】
ヘイトスピーチ解消法は確かな効力を発揮し始めています。
6月5日の川崎ヘイトデモは中止に追い込み、同日の渋谷デモでは排外主義者たちが必死に我慢してヘイトスピーチを行わない状況が出現しました。
しかし、ヘイトデモ自体の事前阻止には至っていません。放置すれば、また元の木阿弥になる危険性すらあります。新法の運用に魂を入れていく必要があります。
そのために、排外デモのヘイトを抑止し、ヘイトに対する行政の対応を促し、ひいては状況に即して条例などの形でヘイトを確実に止められるよう環境を作っていきましょう。地方自治体の努力義務は新法にも定められています。そのための基礎として、ヘイトデモの実態を記録し、実態を示せるようにすることが重要であると考えます。
そこで、ヘイトスピーチ監視撮影隊(通称・ヘイ撮るズ)への自由参加を呼びかけます。
ヘイ撮るズという名をつけましたが、組織的行動を行いませんので、申込みや登録は一切必要ありません。下記のできるレベルで、無理のない範囲で撮影を行ってください(完璧に記録するより、多くの人に参加いただくのが重要と考えております)。
できる時に、できる人が、できる事をやりましょう。
【やり方(設定レベル)】
レベル0:撮影するふりをして、ヘイトスピーチを抑止する。
レベル1:デモのヘイトスピーチ(言動、プラカ)を見たら録画して保存する。
レベル2:ヘイトの有無に拘らず、デモを録画する。
レベル3:録画の際、撮影日時を画面表示した状態で録画する。
レベル4:問題があると思われる部分を、ツィッターの30秒動画、Youtubeなどに投稿して記録を公開する。
ハッシュタグ #ヘイ撮るズ をつけて、ツイートして下さい。当方で内容を確認し、Togetterにまとめます。
【重点区間】
1) 数寄屋橋交差点の前後100mくらい
2) 桜通り(銀座通り口交差点〜外堀通りとの交差点)
カウンターが大勢いる場所のほうが安全と思われますが、それ以外の場所にもなるべく分散していただくとカバレッジが向上します。
【注意事項】
1) 撮影機器の内部時計を合わせておいてください。
携帯、スマホは自動で時計合わせする機種が多く、手動で合わせる必要のない事が多いようですが、通信機能のないデジカメやビデオカメラは時計合わせが必要です。
2) 静止画でもOKですが、静止画より動画を。
ヘイトスピーチがすぐに制止されたか、放置されたままだったかを記録するには、ある程度連続した動画が必要なためです。
3) ヘイ撮るズに限りませんが、現場では決して1人にならないよう、お気をつけください。また、撮影時には周囲に気を配り、通行の妨げにならない様、ご注意を願います。