わたしたちの声を「ご近所さん」に!
憲法リーフレット☆ポスティング大作戦、再開します。
10/22に投開票が行われた衆議院議員選挙にて、自民、公明、希望、維新といういわゆる「改憲勢力」の議席が2/3を超えました。既に参議院も「改憲勢力」が議席の2/3を超えております。改憲の是非を問う国民投票を行うには、衆参両院ともに全議席の2/3以上の賛成を得て改憲案が「発議」される必要がありますから、とうとう、国民投票によって現行憲法が変更されてしまうかもしれないという、きわどい状況まで来てしまいました。「改憲勢力」が目指す改憲とは、人権を保障する条項を削除し、独裁を法的に可能にして(緊急事態条項)、戦争への道を開く(九条の変更)という危険なものです。
国民投票の発議がいつ、どのタイミングで行われるか、見立てはさまざまだと思います。でも、ひとつだけハッキリしているのは、それがいつ起こってもおかしくない、ということです。うかうかしていると、改憲派がマスメディアを巻き込んだ「憲法改正」キャンペーンを展開し、政権与党に都合よく世論をつくりあげてしまう可能性もあります。また、改憲のハードルを下げる目くらましとして、「教育無償化の明記」など、一見、もっともらしい改憲案を「改憲勢力」は発議してくるかもしれません。しかし、「教育無償化」など国民生活の向上に資する改善は、現行憲法で充分に可能なのです。そのような動きには、つねに警戒を怠らず、さまざまな手段をもって抵抗し、わたしたちひとりひとりの手で、平和に生きる権利を守り抜いていく必要があるでしょう。
わたしたち東京給水クルーは、いまの憲法のすばらしさ、民主主義を底から支えるポテンシャルを簡明にまとめたリーフレット『おいしい憲法のはなし』を制作し、2016年10月から全国の皆さんと一緒になって、これを全国に拡散しました。「憲法」や「政治」についてふだんあまり意識していない人々にも届くように、「政治のはなし」ではなく、「生活のはなし」として、身近な話題をもとに、現行憲法を維持する重要性について解説しました。言うなれば、デモや抗議、街頭宣伝活動などで発してきた「憲法壊すな!」というわたしたちの声を、ご近所さんと立ちばなしをするように、各戸の郵便受けを通して、より多くの人々に広めていこうという試みでした。このプロジェクトにとても多くの皆さんに参加してもらい、結果10万部の配布を実現しました。
衆議院選挙が終わり、いよいよ国民投票が現実的にスケジューリングされようとしているいま、このプロジェクトを、再び皆さんと一緒に行いたいと思います。
ただし、前回と異なる部分があります。前回はみなさんからのドネーションに加えて、「安倍政権NO☆実行委員会」の全面的なバックアップをいただき、リーフレットの印刷代、発送代、監修者やデザイナーへのギャランティという膨大な経費のほとんどを賄うことができました。今回はポスティングの労力と共に、印刷代、発送代につきましても、みなさんのお力をお借りしたく思います。みなさんのお金と手と足を使って、ともに汗を流していただきたくお願いいたします。
これ以上、安倍政権のやりたい放題にさせるわけにはいきません。全国津々浦々の「ご近所さん」に『おいしい憲法のはなし』を配って配って配りまくってやりましょう!
「憲法リーフレット☆ポスティング大作戦」、再始動します!!
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