
出版社
朔北社
著者
今井 清一
出版年
2020年
ISBNコード
978-4860851361
内容の紹介
著者は日本近代政治史研究者(横浜市立大学名誉教授)。関東大震災時の中国人に対する虐殺事件である大島町事件や、軍部による震災の混乱に乗じた在日中国人社会事業家・王希天暗殺事件などを軸に、アメリカに保存されていた外務省文書にも当たりながら、虐殺事件の隠蔽と、事実が明らかにされる過程を描く。大杉栄ら日本人の社会運動家が官憲に暗殺/虐殺された事件にも言及。
紹介者
小池 桟

出版社
朔北社
著者
今井 清一
出版年
2020年
ISBNコード
978-4860851361
内容の紹介
著者は日本近代政治史研究者(横浜市立大学名誉教授)。関東大震災時の中国人に対する虐殺事件である大島町事件や、軍部による震災の混乱に乗じた在日中国人社会事業家・王希天暗殺事件などを軸に、アメリカに保存されていた外務省文書にも当たりながら、虐殺事件の隠蔽と、事実が明らかにされる過程を描く。大杉栄ら日本人の社会運動家が官憲に暗殺/虐殺された事件にも言及。
紹介者
小池 桟

出版社
岩波書店
著者
田原 洋
出版年
2014年
ISBNコード
978-4006032722
内容の紹介
『関東大震災と王希天事件――もう一つの虐殺秘史』(1982年・三一書房刊)の改訂版。キリスト教系の社会事業家であった在日中国人・王希天が、関東大震災直後、中国人労働者が多く居住していた東京市東部の大島町へ同胞の安否を確かめようと向かったまま行方不明になる。長らく謎に包まれていた王希天失踪事件は、じつは、王を危険視した軍部による暗殺であったことが、震災後60年近くを経て旧軍関係者の証言と日記によって判明する。丹念な史料発掘と取材によって王の足跡をたどり、虐殺と暗殺計画の進行、隠蔽工作の顛末を明らかにする、ドキュメンタリータッチの歴史ルポルタージュ。著者は、近年まで存命だった暗殺実行犯の元軍人にも直接取材を試みている。
紹介者
小池 桟

出版社
労働経済社
著者
辛基秀
出版年
1987年
ISBNコード
978-4947585295
内容の紹介
東大震災・朝鮮人虐殺の写真あり(P272-273)
紹介者

出版社
不二出版
著者
朝鮮総督府警務局
出版年
2006年
ISBNコード
978-4835035574
内容の紹介
紹介者

出版社
岩波書店
著者
黒澤 明
出版年
2001年
ISBNコード
978-4006020378
内容の紹介
映画監督黒澤明が、自身の幼少期から『羅生門』でヴェネツィア国際映画祭で金獅子賞(グランプリ)を獲得するまでを回想した自伝である。黒澤明が中学二年生の時に遭った関東大震災の記述の中に、彼の父がただ長い髭を生やしているからというだけで朝鮮人だろうと棒を持った人たちに取り囲まれ、大声で一喝したら退散したという記述がある。また、彼はこの中で、朝鮮人虐殺事件はデマゴーグの仕業であると記している。なお、黒澤明の父は元軍人で体育教師であり、社会主義嫌いだったとのこと。
紹介者
Harry TAKADA

出版社
朝鮮大学校朝鮮問題研究センター
著者
朝鮮大学校朝鮮問題研究センター
出版年
2019年
ISBNコード
内容の紹介
2018年に朝鮮大学校で開催されたシンポジウムの議事録。各地で調査研究を続けられてきた方と研究者・当事者(虐殺経験者の娘さん)が一堂に会した貴重な機会でした。また、学生さんによる演劇の台本も収録されており、在日コリアンも日本人も、これがきちんと生産されない限りずっと虐殺の当事者であり続けるということを実感させられた。
紹介者
takeuchi_gr

出版社
自費出版
著者
島袋 和幸
出版年
2013年
ISBNコード
内容の紹介
福田村事件に比べてあまり知られていない日本人誤殺事件について、著者の調査記録と資料をまとめたもの。
紹介者
takeuchi_gr

出版社
関東大震災五十周年朝鮮人犠牲者調査追悼事業実行委員会
著者
関東大震災五十周年朝鮮人犠牲者調査追悼事業実行委員会
出版年
1974年
ISBNコード
内容の紹介
震災の被害が少なく被災地から遠かった埼玉県で起きた各地の凄惨な虐殺事件の証言集。虐殺の背景には単なる「災害による混乱」以上のものがあったことがよくわかります。
紹介者
takeuchi_gr

出版社
内務省社会局
著者
内務省社会局
出版年
1926年
ISBNコード
国立国会図書館デジタルコレクションで閲覧が可能
大正震災志 上:
https://dl.ndl.go.jp/pid/981915/1/2
大正震災志 下:
https://dl.ndl.go.jp/pid/981926/1/3
内容の紹介
震災直後の新聞の誤報例示 (上巻P270~)、東京・神奈川の遺体処理 (下巻P48-49)などの記載あり
紹介者

出版社
警視庁
著者
警視庁
出版年
1926年
ISBNコード
国立国会図書館デジタルコレクションで閲覧が可能
大正大震火災誌 :
https://dl.ndl.go.jp/pid/1748933/1/4
内容の紹介
東京における朝鮮人虐殺をめぐる一連の事件に関する当局側の公式記録。朝鮮人の無実を示す記述・データ(P32, P578等)、自警団の蠢動・暴動内容など記載あり。
紹介者